Track08 戦術対戦術

西のハミルトン連邦の動きを抑え、ようやく落ち着けると思ったのも束の間、
今度は北のクピッカ地方*1の情勢が怪しく蠢き始めた。

クピッカの小人妖精*2が隠れ住んでいた森から出て、
ハイドフェルド北端の都市キュリエンを攻め始めた。
平和を好む小人妖精の突然の武装蜂起に驚いたハイドフェルド王国であったが、
ファレッタは小規模部隊で出陣*3

数的にも地形的にも不利な中で、キュリエンを無視し、森の中に突入した。
小人妖精は森中に罠を仕掛けており、王国軍は行軍に苦労した。
この日は濃霧の影響もあって、ファレッタは数名の側近以外の本隊と離れてしまう。

しかし、ファレッタは捕らえた小人妖精の一人に道案内をさせ、
敵の指揮官ギロがいるコテージにたどり着く。
そこで、ギロの説得に成功*4

戦闘は終結するが、ファレッタにはこの戦乱の黒幕がいることを知った。

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注釈

  1. クピッカ地方は大陸北部に位置し、非常に寒い気候で人間を寄せ付けない。大陸全土の三分の一を占める大森林が広がっており、正確な地図は当時まだ存在しなかった。
  2. 小人妖精の身長は人間の半分ほどで、寿命は人間の倍ほどある。クピッカ地方には5種ほどが住んでいる。巨木に穴を開けて住居としている生活は、数万年変わらないと妖精らは誇っているが、彼らは文字記録を持たないため、詳しい歴史は口伝研究者の調査を待たねばならない。
  3. 北方の寒さに耐えうる装備を、短期間でそれほど沢山用意できなかったため。
  4. 元々、指揮官ギロは「黒幕」に脅されてハイドフェルド侵攻を開始しただけであり、その情報を交換した。ファレッタはクピッカの森を守ることを誓い、ギロに手を引かすことに成功する。