ハノン伯爵のクーデターに続き、ハミルトン連邦とクピッカ地方の小人妖精による領土侵略。 いずれもハイドフェルド王国を戦乱に巻き込むものだが、それらはすべて時期的に繋がりを持ちすぎていた。
ファレッタはバイエルが死の直前に残した「すべては掌の上だ」という言葉が頭にひっかかっていた。 若き天才軍師は思考の迷宮に落ち、丸二日食事も摂らずにぼんやりと空を眺めていたと伝えられている。
その頭脳が導き出す答えを待たずして、次なる侵略が彼女を待ち受けていた。